空手道大道塾の北斗旗無差別
写真①右側の赤いマスクが私。
単身、他流派で出場。
極真元全日本チャンピオン、東孝氏主宰の大道塾は顔面パンチ・投げ・寝技あり、体格差があると金的蹴りまで認められており、東氏の空手観を反映したルールとなっている。 また、私も大いにこの空手観に共鳴し、何度か出場させて頂いた。 現在は空手道を改め空道を名乗っている。
全日本キックボクシング。
右側が私。
リングの中で素面にて倒し合うのは、やはり厳しい事だと実感した。
於:後楽園ホール
全日本キック年間表彰式。
一番左、私。
新人賞を頂くことができた。
於:キャピタル東急ホテル
全日本キック
ミドル級 1位決定戦。
出ている自分がこう言うのは何だが、今や伝説の大会となった 第一回トーワ杯カラテジャパンオープン 。
この大会はベスト8に食い込み、優秀選手賞を頂いた。
於:東京武道館
トーワ杯とは何か?
空手界には様々な流派があり、それに伴い様々な試合ルールがある。
そして、そのルール毎、更にそのルールを採用していても、団体が異なれば各団体毎に
全日本チャンピオンが存在することもある。
そんな混沌としている空手界で、
「誰が日本の空手界で一番強いか決めましょう。
ルールは各流派の最大公約数として考えられる、
グローブ着用の顔面ありの、KOルール。
更に、体重無差別、顔面肘有り、決着が着くまで延長戦無制限にしましょう。
伝統系の皆さんは、普段寸前で止めている拳を実際に当て、倒して下さい。
極真系の皆さんは、普段胸を叩いている拳を少し上に向け、倒して下さい。
優勝賞金は500万円です。
このルールで、真の空手日本一を決めましょう」
というコンセプトの元、当時の格闘技雑誌を中心にこのトーワ杯は企画・運営されていった。
ちなみに主催は公平を期すため、空手団体でない第三者的立場のトーワ企画という会社。
当時、注目を集めた大会だった。
現在は極真なども一部の団体は自流で顔面ありをやっていたり、普通にキックに出ていたりしているが、まだまだこの頃は「手による顔面攻撃はどうするのか?」という事が空手界では命題になっていた。
その答えの一つが、このトーワ杯ではなかったのかと思う。
ただ、上記のようなコンセプトで開始されたこのトーワ杯だが、回を重ねる毎に、
いちグローブ空手の大会になってしまった感は否めないだろう。
ちなみに、本来はこのトーワ杯のルールのことをK-1と呼んでいたのである。
2008年 全日本マスターズにおいて、自分のカテゴリーで優勝した。
全くの独学で始めた(当時いた道場生と)ので、この結果により青帯を締められた時は、感無量であった。
また、何故、空手なのに寝技をやるのか?という質問をたまに受けるが空手だからこそ、やらなければいけないと思うのだが、この辺はどうも理解されづらい。